政治を変え、社会を変える年にしよう

murakami

 

労働者は「もの」扱い
2009年を迎え一カ月が過ぎようとしています。
明るい展望が見いだせないと多くの人から聞きました。
昨年の大晦日に、日比谷公園の派遣村に行ってきた人からメールが届きました。
内容は、「厳しい寒さの中、路上で過ごすことは耐えがたい、政治をとにかく変えなくてはと思います。今年は頑張りましょう」というものでした。
派遣切りや中途解約、内定取り消しと、非正規・正規の雇用形態を問わず労働者に襲いかかる「災害」は、労働者を「もの」として扱う、日本の経済界の姿勢を如実に表しています。

共有する「他人事でない」現実
私も、日比谷公園の派遣村に激励に行ってきました。
厚生労働省の講堂を宿泊所として活用させる、5日以降は、廃校となっている都内の学校などを活用させるなど少しづつ、一歩づつ進んでいます。
千葉県連合も昨年暮れ緊急に県に申し入れをしました。今の働き方の現実が、「他人事でない」との思いを共有しているのでしょう。なんとかしなければとの連帯の輪は拡がっています。

労働者派遣法の抜本改正を
中小企業で、「社員あっての会社なんだよ」と、働く人を大事にする社長さんの言葉を聞くと、ときには感動すら覚えます。かつての日本の会社の多くがそうだったと思います。
雇用を安定させ安心の暮らしを取り戻すには、なんとしても「労働者派遣法」の抜本改正を勝ち取らなくてはなりません。

今年は社会を変える年
米国モデルは、世界を混乱させるとともに、すでに破綻しているのに、米国追随をやめない政治を終わらせなくてなりません。
小泉構造改革は、国民の生活を壊し、地方を壊し、医療・福祉・年金等の社会保障を壊し続けているのに、それを変えようとしない政治はもうごめんです。
今年は、社会を変える年です。
衆議院選挙も、知事選に市長選、自治体選挙も待っています。一票で変えることのできる日が来ます。

衆議院選挙に全力投球を
社民党が力を持つなかで政権交代をすることが、この日本を平和のうちに安心して暮らせる社会にすることです。
格差を拡げ、ひと握りの勝ち組を応援する政治ではなく、多くの弱い立場にいる人たちに温かく、優しい政治、社会民主主義の理念を実現させる政治につくり変えていきましょう。
そのためにも、あらためて衆議院選挙に全力投球で、全県における比例選挙の前進と7区における上田けい子予定候補を必ずや国政に送り出しましょう。


20090131

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