雇用の安定と創出、男女共同参画の推進などを要請
社民党千葉県連合は、11月5日、千葉県政に対する要請・要望書を村上克子県連合代表と小宮清子県議会議員から、石渡哲彦副知事に提出しました。
要請・要望は、この間、党や各自治体議員に寄せられた声を反映させ、重点事項10項目をはじめ、国に対して働きかける事項82項目、県政に対する要求・要望事項154項目、計246項となりました。
村上代表は、日本国憲法を尊守し、県政に活かすことをはじめ、千葉県政を開発優先の県政から、「福祉型社会を基本とした地域循環型経済へと転換した施策 すべきであり、特に若者の正規雇用を増やすことを県としても力を入れて欲しい」と要請しました。
小宮県議も、国に対する働きかけはもちろん、千葉県政として、雇用の安定と創出、男女共同参画の推進、鬼泪山国有林からの山砂採取反対などを強く求めました。
石渡副知事は、男女共同参画については、「第2次計画より大幅に後退することはない」と答弁。
雇用問題については、「なぜ、こんな雇用環境になってしまったのか」と、現状の雇用情勢に危惧を表明。「できるだけ公的機関が雇用創出をやらないと行けな い。もちろん、雇用だけでは駄目で景気対策と一緒に考えなくていけない」と考え方を示しました。
また、「非正規雇用の処遇改善と正規雇用化に県としても支援を」との社民党の要請には、「趣旨については、よくわかる」とし、3月末に回答をすることを最後に約束しました。
20101105